【根岸ステークス】予想と全頭の評価・コメント

コラム

フェブラリーステークスの前哨戦!
東京ダート1400mで行われるG3 根岸ステークスの予想と全頭の評価を紹介します。

度々人気薄の馬の激走が見られるレースだけに、下位人気でも簡単に消しにするのは難しいです。是非こちらの評価を参考にしてみてください。

超得!今週の追い切り情報

調教は重要な予想ファクターのひとつ。追い切りの内容、タイムを知ることで各陣営の狙いやその馬のメイチを知ることができるのです。

どんなに実績のある強い馬も叩きとして走るレースと本気で獲りに来たレースでは結果は大きく変わってきます。叩きのレースではどんなに人気を背負っても平気で凡走してしまいます。

オーシャンS、弥生賞、チューリップ賞を含む今週の陣営の狙いがわかる追い切り情報は『勝馬常勝理論』というサイトが毎日更新している無料情報からチェックすることができます。登録も無料なので、有料情報やnoteなどの有料コンテンツを買うくらいならこちらをまずはチェックしてみてください。

ここからチェック

tazuna

根岸ステークス 全頭の評価

アードラー

重賞は2戦2敗。どちらも二桁人気。OPクラスでは同コースで3着の実績があるが、この舞台では1枚も2枚も足りない印象。

東京ダート1400m(0.0.1.1)
評価E

カフジテイク

2017年の根岸ステークスを勝利。2018年は2番人気3着。東京ダート1400mの複勝率は100%。超得意コース。2019年は一度も馬券内は無いが、3走前の室町ステークスの内容は4着でもかなり強い。道中も最後の直線も外々をまわしている。これを見る限りは衰えを感じない。年齢を重ねてきているだけに能力の上積みは見込めないが、根岸ステークスで過去穴を開けた馬たちの共通点にはほぼ該当するので注意。一発あっても全く不思議ではない。怖い存在ではある。

東京ダート1400m(3.0.1.0)
評価B

コパノキッキング

昨年の勝ち馬。藤田菜七子騎手からマーフィー騎手への乗り替わり。最大目標は一歩先にあるはずだが、ここも勝ちに来る姿勢は窺える。今週で短期免許が終了するマーフィー騎手を指名したということは単なる叩きの一戦ではないかもしれない。東京コースの適性もあるし、人気になっても期待に応えてくれそうだ。敢えて不安要素を挙げるなら斤量。昨年の56kgから58kgにアップ。さらに過去10年のデータを見ると、斤量57kg以上背負った1番人気は飛んでいるではないか。昨年は地方重賞を中心に戦っているが安定した成績を残しているし、今回はも大幅に相手関係が強化されるほどのメンバーではない。距離延長も昨年と同じローテーション。ここはあまり逆らわないほうがいいかもしれない。

東京ダート1400m(1.0.0.0)
評価A

サングラス

芝・ダート含めて重賞成績は(0.0.0.7)。そのうち6回は二桁着順。東京ダート1400mではOP勝利の実績はあるが、ここでのジャイアントキリングは厳しいだろう。

東京ダート1400m(1.1.0.3)
評価D

スマートアヴァロン

8歳にして重賞初挑戦。良い意味で人気を裏切ることが多く、条件戦やOPでは非常に安定した成績を残している。一概に能力の比較はできないがミッキーワイルド、ヴェンジェンスら実績馬と僅差のレースも見られる。少し穴人気はしそうだが、ここでの期待値はそれなりに高い。3連系の馬券を買う人は抑えておいた方がいいかも。

東京ダート1400m(0.1.1.1)
評価C+

ダノンフェイス

東京ダート1400mは4戦3勝と抜群の成績。近走では武蔵野Sで3着にも入線。好不調の時期に波のある馬だが、現在は非常に良い状態にありそうだ。得意コースだけにここは期待値アップ。ダノンフェイスも消しにはできない一頭だ。ただし、ここのところ後方脚質になっているので差しきれるか不安な面はある。川田騎手から田辺騎手への乗り替わりも減点要素。

東京ダート1400m(3.0.0.1)
評価C+

テーオージーニアス

前走カペラステークスを2着。しかし、ダート1400m以上ではクラス問わず馬券内なし。距離延長もマイナス要素。ここでは狙えない。

東京ダート1400m(0.0.0.1)
評価D

テーオーヘリオス

地方重賞では連対実績はあるが、JRA重賞は初出走。東京ダートではクラス問わず実績ゼロ。ここでの巻き返しは厳しいだろう。

東京ダート1400m(0.0.0.3)
評価E

ドリームキラリ

エルムステークスにて2年連続馬券内の実績あり。おそらく今回はドリームキラリが逃げる展開になりそう。根岸ステークスの逃げ馬の成績は過去10年で(0.0.0.10)と最悪なデータがある。過去傾向からはかなり買いづらいが、同コース欅ステークスではトップハンデ59kgでアルクトスとハナ差の2着に来ている。この内容は非常に評価できる。3連系を広く買うなら入れておいてもいいかも。

東京ダート1400m(1.1.0.1)
評価C

ノボバカラ

地方重賞の常連だが、ここ数年はあまり良い成績を残せていない。東京コースが合っているわけでもないのでここは低評価。

東京ダート1400m(0.0.1.3)
評価E

ブルベアイリーデ

東京1400mは2戦2連対だが条件戦。OP、Lクラスですら実績がない。ここはレベルが及ばないか。

東京ダート1400m(1.1.0.0)
評価D

ミッキーワイルド

条件戦から勝ち上がってきたあがり馬。Mデムーロ騎手への乗り替わりもプラス要素。休養明けもしっかりと勝って、2走目となるここはさらに上積みが見込める。ただし、戦ってきた相手が強かったわけでもないのも事実。想定人気のほどの期待値があるか若干疑問はある。A評価は与えられない。回収率も下がるわけで、コパノキッキングと変えばさらに回収率は低い。馬券の組み立ては非常に大事。

東京ダート1400m(2.0.1.0)
評価B

モズアスコット

みなさんご存知の2018年マイルチャンピオンシップの勝ち馬。G1馬の登場ですね。ダート出走は初。これが吉と出るか変わらずかはやってみないとわからないのは陣営も一緒でしょう。モズアスコット自身がフランケル産駒特有の一度走らなくなると復活が見込めないというのであれば、ダートになっても変わり身はないのではないか。そもそもダート血統ってわけでもない。前々走のスワンステークスの結果に騙されて前走マイルチャンピオンシップで買った人も大勢いたはず。結局は14着の大敗だったわけで、いくら今回ルメールに戻ったからと言って想定人気通りの走りができるかはちょっと不安。期待値に疑問があるうえに回収率が低いなら買う必要はないか。プラス要素を挙げるなら距離短縮。1400mの実績は抜群。それくらいしかない。

東京ダート1400m(0.0.0.0)
評価C

ヨシオ

地方重賞では連対実績があるが、JRA重賞重賞では実績なし。前走ジャニュアリーSでは見事勝利したが、東京ダートはどうやら不得意コース。距離延長もマイナス要素。

東京ダート1400m(0.0.1.5)
評価D

ワイドファラオ

芝からダート転向の初戦ユニコーンSを勝利。前走ではマイルチャンピオンシップでG1を経験している。福永騎手のときは5戦5連対。ユニコーンSは逃げての勝利だったが、いまいち脚質が安定しておらず、今回も先行はするだろうがあがり勝負で勝ちきれるかはかなり不安。みやこSの内容がちょっと物足りない印象。

東京ダート1400m(0.0.0.0)
評価C

ワンダーリーデル

昨年は5着。大波乱の結果となった武蔵野Sの勝ち馬。武蔵野Sのはもろに後方有利の展開になったが、差し勝負という点ではこの馬にもチャンスあり。横山典弘騎手ならおそらく後方からレースを進めるはず。ただし、そこまで後方有利になる展開にはならなそう。武蔵野Sを物差しにするのはおすすめしない。このレースを抜きで実績を見ていくと決め手に欠ける印象はある。

東京ダート1400m(1.0.2.3)
評価C+

評価まとめ

Aコパノキッキング
Bカフジテイク
ミッキーワイルド
C+スマートアヴァロン
ダノンフェイス
ワンダーリーデル
Cドリームキラリ
モズアスコット
ワイドファラオ
Dサングラス
テーオージーニアス
テーオーヘリオス
ブルベアイリーデ
ヨシオ
Eアードラー
ノボバカラ

馬券を買える対象はC評価まで。

根岸ステークス 予想

現時点ではこのようになります。

◎コパノキッキング
○カフジテイク、ミッキーワイルド
▲スマートアヴァロン、ダノンフェイス
△ワンダーリーデル

栄ちゃんは評価、期待値、的中率、回収率を総合的に判断して買い目を決定します。印通りに買うわけではありません。特に大事なのは回収率です。◎本命馬でも回収率が低ければ対抗に落とすこともあります。

買い目は当日栄ちゃんのTwitterにて公開します。

毎日何かしら予想の役立ち情報もつぶやいているので、是非フォローもよろしくお願いします!