【根岸ステークス】過去10年の穴馬の共通点とは?今年穴をあけるのは?

データ

度々人気薄の馬が大穴をあけて高配当がつく根岸ステークス。毎年どの穴馬が激走するのか予想するのはかなり難しいですよね。ただ単に人気がない馬を買うというのも効率が悪く、出費がかさんでしまいます。

そこでこの記事では、根岸ステークス過去10年のデータから穴馬の共通点を調査してみました。

ここでわかった結果を参考にして、今年も穴馬をピックアップしてみましょう。

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調教は重要な予想ファクターのひとつ。追い切りの内容、タイムを知ることで各陣営の狙いやその馬のメイチを知ることができるのです。

どんなに実績のある強い馬も叩きとして走るレースと本気で獲りに来たレースでは結果は大きく変わってきます。叩きのレースではどんなに人気を背負っても平気で凡走してしまいます。

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tazuna

根岸ステークス 過去の穴馬

グレープブランデー(2016年)

馬齢牡8
人気10人気
着順3着
騎手ヴェロン
厩舎安田隆行
馬主社台レースホース
生産者社台ファーム
レース間隔中7週
血統父:マンハッタンカフェ
母:ワインアンドローズ
主な好走レースエルムS:2着
武蔵野S:3着
フェブラリーS:1着
東海S:1着
ユニコーンS:2着

アドマイヤロイヤル(2015年)

馬齢牡8
人気15人気
着順3着
騎手内田博幸
厩舎橋田満
馬主近藤利一
生産者ノーザンファーム
レース間隔中10週
血統父:キングカメハメハ
母:マストビーラヴド
主な好走レース武蔵野S:2着、3着
プロキオンS:1着、2着

ノーザンリバー(2014年)

馬齢牡6
人気8人気
着順2着
騎手蛯名正義
厩舎浅見秀一
馬主林正道
生産者ノーザンファーム
レース間隔中7週
血統父:アグネスタキオン
母:ソニンク
主な好走レースカペラS:1着

セイクリムズン(2013年)

馬齢牡7
人気10人気
着順3着
騎手岩田康誠
厩舎服部利之
馬主金田成基
生産者清水スタッド
レース間隔中4週
血統父:エイシンサンディ
母:スダリーフ
主な好走レース根岸S:1着
JBCスプリント:1着、2着、3着
地方重賞多数

トウショウカズン(2012年)

馬齢牡5
人気9人気
着順2着
騎手田辺裕信
厩舎今野貞一
馬主トウショウ産業
生産者トウショウ牧場
レース間隔中1週
血統父:クロフネ
母:バージントウショウ
主な好走レース重賞実績なし

※重賞初出走。
※大和S(OP)1着、京都ロイヤルP(1600万)1着のあがり馬だった。

ダイショウジェット(2011年)

馬齢牡8
人気10人気
着順3着
騎手柴山雄一
厩舎大根田裕之
馬主馬場祥晃
生産者エムエム、ヤマダファーム
レース間隔中4週
血統父:クリプティックラスカル
母:デューティエコー
主な好走レース武蔵野S:2着
マーチS:2着

グロリアスノア(2010年)

馬齢牡4
人気11人気
着順1着
騎手小林慎一郎
厩舎小西一男
馬主高野葉子
生産者鮫川牧場
レース間隔5ヶ月
血統父:プリサイスエンド
母:ラヴロバリー
主な好走レースユニコーンS:2着

根岸ステークスの穴馬の共通点

主に4点浮かび上がりました。

血統

血統を見ると、父母どちらかがサンデーサイレンス系です。グロリアスノアのみミスプロ系ですが、父ミスプロ系、母サンデーサイレンス系の組み合わせもいるため、サンデーサイレンス系orミスプロ系というのは共通点として挙げられます。特にサンデーサイレンス系が有力。

重賞実績

穴馬はいずれも過去重賞で好走していることがわかりました。トウショウカズンだけ重賞実績はありませんでしたが、前走、前々走と条件戦1着→OP1着という勢いがありました。基本的には重賞実績のある馬が狙い目。特に武蔵野S、ユニコーンSなど東京ダート重賞で実績のある馬には要注意です。

牡馬である

そもそも牝馬自体の出走は少ないですが、牝馬で穴をあけた実績のある馬はいないようです。

また、牡馬であっても穴をあける高齢馬が目立ちます。高齢馬をわざわざ選ぶ必要はありませんが、馬齢をマイナス要素とするのは根岸ステークスでは止めておいたほうが良さそうです。

近3走以内に好走できている

近走をチェックしてみると、中央・地方、グレードを問わず近3走以内に3着以内に好走していることが挙げられます。

いくら過去に重賞で好走歴があっても、しばらく凡走を続けている馬は減点していいでしょう。

以上の4点は予想するうえで抑えておきましょう。特に東京の重賞実績はプラス要素としていいでしょう。

今年の該当馬は?

出走馬が確定次第、更新します。

今のところはダノンフェイスが有力になりそうです。

まとめ

2017年~2019年に関しては穴馬の激走は見られませんが、決して固いレースではありません。

実績や能力があってもフェブラリーステークスの叩きとして出走する馬、実績馬に能力は劣ってもここを全力で勝ちに来る馬はそれぞれ違うのでしょう。そこの見極めも重要になってきます。