【東京新聞杯2021】予想と全頭の評価・コメント

東京新聞杯コラム

東京新聞杯の予想と全頭の評価です。

昨年と比較してもさらにメンバーレベルが落ちた印象はありますが、それだけに穴馬の激走も十分可能な混戦状態にあると思います。

特に人気が予想されるヴァンドギャルド、シャドウディーヴァもそこまで信頼度は高くないので、是非こちらの評価を参考にしてみてください。

東京新聞杯を予想する前に確認

東京新聞杯

コース東京芝1600m
グレードG3
  • 例年は内枠が伸びる馬場ですが、先週のレースはほとんど外差しだったので注意。
  • 過去のレース映像を確認すると、例年は内枠でインを突いた馬が馬券内に来ている。
  • ノーザンファームが4連勝中。
  • 10年連続で1番人気、2番人気の馬が一緒に馬券になっていない。
  • 過去10年のうち9年で1枠~4枠で勝ち馬が出ている。
  • 7年連続ディープインパクト産駒が馬券内にきている。

東京新聞杯の全頭評価

ダイワキャグニー

東京は得意コース。本来の実力や実績であれば人気筆頭と言いたいところですが、斤量57.5kg以上になると全く走らない。一度も馬券内に来たことがない。天皇賞(秋)は58kgでもそれなりに良い走りができていましたが、前走の日経新春杯を見るとやはり厳しいか。1枠1番で逃げ、先行馬がいないメンツもこの馬にとってはプラス要素ですが、先週のトラックバイアスだと決して良いとは言えない。人気も落ちそうですが、それ以上の期待値も薄いため、ここでは評価Cになります。

東京芝1600m(1.0.1.1)
評価C

サトノウィザード

重賞初挑戦。ここまでは基本的に掲示板を逃さない素晴らしい成績。前走は4着ですが、中山であがり33.1秒でさらに唯一最終コーナーを馬群の後方から伸びてくる強い内容ではあった。コースが東京になるのはプラスになりそうだし、今回のメンバーでも屈指のあがりを持っているため期待値は上がる。

東京芝1600m(0.0.0.0)
評価B

ロードマイウェイ

2019年は破竹の5連勝で注目された一頭でしたが、金鯱賞(G2)で惨敗してからは結果が振るわず。ようやく復活の兆しを見せた前々走のキャピタルS(L)でしたが、前走の京都金杯では向こう正面で不利があり最下位。前走は度外視できるし、さらに人気が下がるということであれば、ここでの巻き返しには期待したい。穴馬候補。

東京芝1600m(0.1.0.0)
評価B

カテドラル

2019年のNHKマイルC(G1)3着を最後に重賞で馬券内はなし。前走キャピタルS(L)は同コースの東京マイルでルメール騎乗で人気を得るも9着。ここでの良化も期待はできなそう。

東京芝1600m(0.0.1.2)
評価D

トライン

古馬になってからの重賞は初挑戦。前々走のキタサンブラックM(3勝クラス)では大外一気で勝利を収めるも、前走キャピタルS(L)では見せ場なし。トラインも良い脚は持っているので、横山典弘騎手への乗り替わりがどう出るか注目。一発馬券内があってもおかしくはない存在ではある。

東京芝1600m(1.0.1.1)
評価C

プロディガルサン

2017年の東京新聞杯2着の経験はあるものの、それ以来重賞での馬券内はなし。そもそも2019年6月から12戦連続馬券になっていない。最近は先行脚質になってきているが、良化する気配はない。

東京芝1600m(1.1.0.3)
評価E

ショウナンライズ

過去重賞での馬券内なし。7戦連続2桁着順。ここでも巻き返しは厳しいと思われます。

東京芝1600m(0.0.0.1)
評価F

ニシノデイジー

2歳重賞を連勝し、ホープフルS(G1)では3着。3歳の頃は非常に期待された馬ですが、その後はある程度人気を得るも結果は振るわず。近2走はさらに惨敗が続いており、休養を挟んでリフレッシュできたとは思いますがここでの復活は厳しいでしょう。

東京芝1600m(0.0.0.0)
評価D

サトノアーサー

重賞でも安定した人気と実績を誇る馬ですが、サトノアーサーは時計のかかる馬場でこそ成績を残しており、あがり33秒台前半決着のレースでは分が悪いと思われます。今回のレースはまさにそれに該当するので、ここでは重い印は打ちづらいです。

東京芝1600m(0.0.0.3)
評価C

カラテ

重賞初挑戦。生涯成績(4-0-0-18)と非常に極端な成績ですが、そのうちの2勝は近2走と勢いのある馬。血統的にはこのレースに合うとは言えませんが、外伸び馬場が継続していれば十分穴を開ける可能性はあるでしょう。

東京芝1600m(1.0.0.1)
評価C

シャドウディーヴァ

昨年2着。今年も同じ斤量54kgで出走できるし、相手レベルが下がる今年も期待はさらに上がります。不良馬場・G1以外で東京コースは馬券内を逃したことがないので、軸には最も向いている馬でしょう。

東京芝1600m(0.1.0.1)
評価A

トリプルエース

前走のレース内容が着順以上に良かった点とルメールに乗り替わりで人気になりそうな一頭。ただし、Shamardal産駒はライトオンキューのように短距離のが向いていると思うし、この馬も1400m以下が良いのではないかと個人的には思うわけで、今回は人気と期待値にギャップがありそうなので馬券には入れない方向で考えています。

東京芝1600m(0.0.0.0)
評価C

ヴァンドギャルド

昨年2番人気6着でしたが、今年は十分巻き返し可能だと思います。昨年はスタートで出遅れてるし、最後の直線は外を出した頃には内を伸びる馬に追いつけるポジションではありませんでした。今年は福永騎手も重賞絶好調だし、マイルG1も経験してさらに成長しているはず。富士Sも見事でした。人気に応える走りを見せてくれるはずです。

東京芝1600m(1.0.0.2)
評価A

エントシャイデン

前走京都金杯は積極的に逃げる競馬で見事大穴を開ける3着。この頃の中京はもろに内側、先行有利だったので、展開に恵まれていたことも事実。今回も逃げ馬がいないので、自分のペースで逃げれる形には持っていけそう。川須騎手騎乗時は成績も良いので、ここでもそれなりに走れるのではないでしょうか。

東京芝1600m(2.0.1.2)
評価B

エメラルファイト

フジTVスプリングS(G2)以来、馬券内はなし。近2走はダートを走り、再び芝に戻ってきた形。しかしながら、ここでの一発はあまりにも期待値が低い。

東京芝1600m(1.0.0.1)
評価E

サトノインプレッサ

毎日杯(G3)の勝利以来、G2、G1(クラシック)に挑戦するも惨敗。ダービー4着の印象が強いだけに、何とか巻き返しに期待したいが今回もそれは厳しいと思います。

東京芝1600m(0.0.0.1)
評価D

評価まとめ

Aシャドウディーヴァ
ヴァンドギャルド
Bサトノウィザード
ロードマイウェイ
エントシャイデン
Cダイワキャグニー
トライン
サトノアーサー
カラテ
トリプルエース
Dカテドラル
ニシノデイジー
サトノインプレッサ
Eプロディガルサン
エメラルファイト
Fショウナンライズ

今回積極的に馬券に入れていきたいのはB評価まで。C評価の馬で買いたいのはトライン、カラテ。基本的にはヴァンドギャルドとシャドウディーヴァで馬券を組み立てたいです。ある程度人気が割れてワイドが付くなら、A評価のワイドだけでも十分かもしれません。

東京新聞杯の予想

◎ヴァンドギャルド
○シャドウディーヴァ
▲サトノウィザード、ロードマイウェイ、エントシャイデン
△トライン、カラテ

栄ちゃんは評価、期待値、的中率、回収率を総合的に判断して買い目を決定します。印通りに買うわけではありません。特に大事なのは回収率です。◎本命馬でも回収率が低ければ対抗に落とすこともあります。

買い目は当日栄ちゃんのTwitterにて公開します。

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