【高松宮記念】予想と全頭の評価・コメント

高松宮記念の予想と出走馬の評価を紹介します。

今年の高松宮記念はグランアレグリアやステルヴィオといったG1馬が1200m初挑戦だったり、上位人気が乗り替わりだったり、昨年に引き続き大荒れする可能性も十分にあります。

また、天気も心配されるので馬場も少し荒れるかもしれませんね。

コース概要

高松宮記念を予想する前にチェック！

• 2012年から開催が中京競馬場に変更。
• 2016年からBコース使用。
• 2019年から優勝賞金が2000万円アップ。
• 過去8年2～3枠で5勝。5～6枠で3勝。
• 4枠が4年連続馬券内。
• 1枠は2012年のロードカナロア以外、馬券に絡んでいない。
• 過去10年7人気以上の勝ち馬はなし。
• 過去10年13人気以上の馬券内は2017年のショウナンアンセムのみ。
• 過去10年勝ち馬は前走で1人気もしくは連対している。
• 過去10年馬券内に来た29頭全てが前走重賞。
  ※1頭は海外招待馬。
• 過去8年馬券内に来た24頭中21頭が馬体重480kg以上。
• 過去8年8歳以上の馬の馬券内なし。
• 過去10年単勝オッズ1桁台で10勝。

高松宮記念の出走馬評価

アイラブテーラー

キャリア7戦で未だ連対を逃したことがない4歳牝馬。初重賞の京阪杯では斤量有利がありながらもしっかり連対。近年は牝馬の活躍も目立っており、アイラブテーラーも十分チャンスありでしょう。馬格が小さいのはちょっと気になるところだが。過去8年で馬体重450kg未満の馬の馬券内は無い。

アウィルアウェイ

前走シルクロードSを勝利。前走はモズスーパーフレアとセイウンコウセイが作ったペースから後方有利になる展開だったので、今回も同じようにいくとは思えない。中京の馬場も合うタイプでは無さそう。

クリノガウディー

1200mは初出走。これまで重賞で実績を上げてきたのはすべてマイル。前走も初1400mの距離短縮だったが、今回もさらなる距離短縮がプラスになるかどうかは怪しい。ただし中京の馬場は合いそう。中京記念2着の実績もあり。

グランアレグリア

1200mは初出走。上位人気が予想される桜花賞馬。前走阪神カップでは圧倒的な強さで勝利したが、果たして1200mへの距離短縮が吉と出るか凶と出るか。馬の能力は文句なしだがオッズほどの安心感はない。回収率を考慮しつつ慎重な判断が必要でしょう。

グルーヴィット

1200mは初出走だが、中京競馬場は2戦1勝2連対。馬場適性は問題なし。血統的には1200mもこなせるはずなので、上手く先行できればチャンスありでしょう。距離短縮がプラスになる可能性あり。

シヴァージ

ダートから芝に転向して3戦目となった前走でようやくOPを勝利。馬場が渋るのは大歓迎。脚質が後ろ過ぎるが、藤岡佑介騎手の必殺マクリが炸裂する可能性は十分あり。穴馬としておすすめしたい一頭。

ステルヴィオ

1200mは初出走。古馬になって短距離路線に変更しているのかもしれないが、ステルヴィオは非根幹距離に滅法強い馬。休養明け2戦目の上積みは見込めるが、1200mの流れに対応できるかは怪しいところ。

セイウンコウセイ

昨年2着、2017年の勝ち馬。馬場適性があることは実績から証明済み。昨年は超好スタートが決まり、そのまま先行残りで2着フィニッシュ。超高額馬券を演出した。今年は昨年よりは人気になりそうだが、絶対に消しにはできない一頭。外枠寄りの枠に入ってしまったのが残念。

タワーオブロンドン

中京芝1200mは初だが、芝1200mは（2.1.2.0）と馬券内を外していない。前走はギリギリの3着だったが、斤量トップハンデと休み明けによる要因が大きい。前走の内容をマイナスに評価する必要はなし。今回は斤量不利もなくなり、2戦目の上積みもあるため期待値はかなり大きい。馬場が渋るのは歓迎はできないが大きなマイナス要素にはならなそう。A+評価です。

ダイアトニック

1400mでは非常に強い馬であり、本命の買い時は明らかに前走。ここでの期待値は低いか。

ダイメイプリンセス

秋山騎手とのコンビで前走は穴馬として期待された馬だが、ここではなかなか推しにくい一頭。

ダノンスマッシュ

昨年は断然1番人気に推されるも4着。道中から直線のポジショニングも良かったが最後伸びず。敗因は外枠が響いたかという感じだが、今年は絶好枠に入った。今年こそは昨年の雪辱をはらしてG1制覇といきたい。

ティーハーフ

決して中京が得意なわけでもないのでここでの大ドンデン返しは期待できないか。

ナックビーナス

2018年3着。中山では鬼の強さを見せているが、中京もG1で3着に入ってこれるだけの力と適性はあるということでしょう。馬格もあるので上手く先行できれば十分チャンスあり。外枠になったのは割引か。

ノームコア

1200mは初出走。ヴィクトリアマイルの勝利馬。前走は香港マイルからの3ヶ月休養明け。高松宮記念に3ヶ月以上の休み明けで出走する馬の成績は（0.3.2.21）と良くない傾向。他馬と同様に1200mへの距離短縮がどう出るか。1400mすら出走したことがないので、さらに1200mへの対応が難しい印象。

モズアスコット

1200mは初出走。ダート転向により見事大復活。芝ダートG1制覇を成し遂げた。今回はフェブラリーステークス勝利からの芝戻り。1400mは滅法強いがこちらも1200mへの対応は未知。馬の能力は高いので、復活した今ならやってくれそうな気はする。Mデムーロ騎手にも期待がかかる。

モズスーパーフレア

中山なら鉄板な強さを発揮するが、他の競馬場では力を発揮できていない。昨年は外枠から逃げるも15着に大敗。

ラブカンプー

2018年のスプリンターズS以来全く見せ場なし。ここでの巻き返しも期待できないか。

評価まとめ

高松宮記念の予想

◎タワーオブロンドン
○ダノンスマッシュ
▲セイウンコウセイ、グランアレグリア
△グルーヴィット、ナックビーナス
☆シヴァージ

昨年のような大荒れして欲しい願望はあるが、上位人気馬の枠順が良すぎるし、狙っていた穴馬の枠順が悪いためこの印になります。

栄ちゃんは評価、期待値、的中率、回収率を総合的に判断して買い目を決定します。印通りに買うわけではありません。特に大事なのは回収率です。◎本命馬でも回収率が低ければ対抗に落とすこともあります。

買い目は当日栄ちゃんのTwitterにて公開します。

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