【ジャパンカップ2019】各馬の次走へのコメントと買い時【レース回顧】

ジャパンカップ2019に出走した全馬に関する次走へのコメントや買い時を紹介します。

週末降り続いた雨が馬場やレースにどのような影響を及ぼすか心配されましたが、特に大荒れすることもなく人気馬で決着。マーフィー騎手が見事ジャパンカップを制覇しました。

マイルチャンピオンシップ2019の結果

ほとんどの馬が先行の位置に付けるレース展開。マカヒキ、ユーキャンスマイル追い込み勢が外から差してくるもやはり届かず。内枠の先行を走った馬で決まる形になった。

スワーヴリチャードは道中ラチ沿いを8番手あたりで進め、最終コーナーから一気に先頭へ。東京巧者のマーフィー騎手を背に見事な勝利。2018年大阪杯以来となるG1 2勝目を飾った。

カレンブーケドールは斤量と枠の利を活かして3/4馬身差の2着。これで1枠1番は6年連続の馬券内。

ワグネリアンは前の2頭に迫るも差すには至らず。2番人気に応え見事3着。代打の川田将雅はしっかり仕事をしたと言っていい。

2019 ジャパンカップ

2018年の目黒記念(G2)以来、重賞では馬券になっていない。今後も重賞で結果を残すには非常に厳しいだろう。

重馬場ということでステイゴールドの産駒は期待されたが7着。この馬としては珍しく先行するも、最後あがりの足は残されておらず。最強の1勝馬として人気してきたが、G1ではちょっと足りない印象。

斤量と枠の有利があったとはいえ、レースの進め方は津村騎手お見事。カレンブーケドール自身は重賞勝ちきれなれていないが強さは本物。この大舞台でこの活躍なら今後の重賞勝利に十分期待できる。

予想通りの着順といったところか。ただし、ここを叩きとして見れば当然とも言える結果。明らかに買い時はここではなく次走有馬記念だが、ボウマン騎手でないとは買いたいとは思えない。復活を期待したい気持ちはあるが、現実的にはもう厳しいかなという印象。

ここではレベルの差が明らかだったが、好走を見せた新潟記念(G3)のように今後期待できる馬であることは間違いない。まだまだ戦績も浅いので次走は注目だ。

ジャパンカップと取ったことで種馬としての価値は上がったし、十分役目を果たした。東京が最も合う馬だということはわかりきっているので、今後も東京芝2000m～2400mなら結果を残せそう。2018年に大阪杯(G1)を勝っているとは言え、右回りG1は人気もさらに上がるだろうし頭では買いたくないかな。

15着最下位に沈んだが、この馬もG3～G2では結果が残せる馬だと思うので今後に期待。

細江純子さんがテレビ放送中に穴馬として推していましたね。状態も良かったのか惜しくも掲示板には届かずも6着の好走。スタートもしっかり出れたし、逃げも上手くハマった印象。OP、Lクラスならまだまだやれそう。ある程度人気もしそうだけど。

逃げるかなと思ったけど、ダイワキャグニーに譲る形で2番手で進める競馬。結局14着の大敗となってしまった。G1では力及ばずか。ただし、G3～G2の2200mなら結構買える馬なので覚えておいて欲しい。

最後の直線で素晴らしい脚を見せるも、位置取りも一番後ろだったこともあり追い込みは届かず。重馬場というのもマカヒキにとっては良かったかもしれない。

穴馬として期待する人も多かったかもしれないが、見せ場なく8着。東京2400mが得意であることに変わりないので、今後も重賞で上位が期待されるだけにここで調べたことを覚えておくといいでしょう。

栄ちゃんが本命に推した馬ですが、先行勢に遅れをとったこともあり差しは届かず4着。しかし、ユーキャンスマイルも今後中距離～長距離問わず重賞で間違いなく結果を残せる馬。ここでの結果を悲観する必要は全くない。

こちらもステイゴールド産駒、さらにデットーリ騎手が乗ることで穴馬として期待する人は多かったかもしれない。G3～G2なら十分戦える馬だが、さすがに6歳という年齢も考慮すると来年までか。

実績を買われ1人気を得るも見せ場なく11着。オールカマー(G2)、ジャパンカップと内容が良くないだけに今後もあまり買いたくない印象はある。マカヒキのような道を辿る可能性もあるが、人気が下がったところで一発来る可能性も十分ある。4人気以下に落ちたタイミングで狙ってみるものありかも。慎重に見極めたい。

きちんと期待に応える形での3着。しっかり結果は残せた。今後もG1戦線で上位が期待できる。これを機に乗り代わってもいいのではないかと感じる部分もあるが。