有馬記念の予想と全頭の評価!アーモンドアイは鉄板?

コラム

有馬記念の予想と出走馬全頭の評価を紹介します。

10頭以上がG1馬という超豪華メンバーが揃った今年の有馬記念。アーモンドアイを筆頭に超強力馬が揃います。かなり予想は難しいですが、栄ちゃん渾身の予想はこちら!!

有馬記念の枠順

枠順馬番馬名騎手
1枠1スカーレットカラー岩田康誠
2スワーブリチャードマーフィー
2枠3エタリオウ横山典弘
4スティッフェリオ丸山元気
3枠5フィエールマン池添謙一
6リスグラシューレーン
4枠7ワールドプレミア武豊
8レイデオロ三浦皇成
5枠9アーモンドアイルメール
10サートゥルナーリアスミヨン
6枠11キセキムーア
12クロコスミア藤岡佑介
7枠13アルアイン松山弘平
14ヴェロックス川田将雅
8枠15アエロリット津村明秀
16シュヴァルグラン福永祐一

有馬記念の全頭評価

アエロリット

脚質は良い。マイルを得意する馬であるため、前に行ける能力はメンバートップか。道中先頭を行くのはアエロリットになりそう。ただし、2000mを超える距離で実績が無い点、高速馬場が得意である点は今回レース適性があるとは言い難い。8枠15番を引いてしまったのもマイナス要素。また、雨が嫌いな馬なので当日の天気も心配ではある。

評価D

アルアイン

皐月賞を勝利するなど中山は得意コース。脚質も合っている。ただし、こちらの馬も距離は1600m~2000mがベスト。また、近2走の内容があまりにも良くない。栄ちゃんもマイルチャンピオンシップでは対抗本命に推して期待したが、いずれも最下位に近い着順。ラストランの復活があるかと言うと厳しいか。

評価D

アーモンドアイ

どう考えても消す要素がない。あまりの人気から本命、軸を嫌いたい人もいると思うが、馬券の印的にも◎○は絶対に外すことができない。馬の能力はもちろんのこと、ある程度前に付けることができるため、直線が短い中山でも十分最後の差しは届くだろう。血統からも馬場が多少荒れたところで影響は無さそう。マイナス要素を強いて言うなら中山が初ということくらいか。それでもルメール騎乗なら関係ないようにも思える。

評価S

エタリオウ

2枠3番と絶好の枠を引いたが、2歳未勝利戦から勝利無し。菊花賞2着、天皇賞春4着という好走履歴はあるものの、有馬記念で後方から差しが届くとは到底思えない。鞍上のタイプからも余計に厳しいだろう。

評価D

キセキ

凱旋門賞からの参戦となるが、調整という意味では問題無さそう。本命として狙うなら次以降のレースになるけど、対抗としては馬券に入れてみたい一頭。昨年の有馬記念は秋4走目というローテーションに加え、レコードを記録した ジャパンカップでの反動もあったと見られる。今年はリフレッシュできている状態なのでそこは問題無い。

評価B

クロコスミア

エリザベス女王杯3年連続2着、ヴィクトリアマイル3着と国内G1の成績は抜群。非根幹距離が得意なのでここで一発あっても全く不思議ではない。アエロリットがいるので逃げれるかは微妙だが、2頭目、3頭目を付ける形にはなりそう。下位人気の馬の中では最も不気味な存在。

評価C

サートゥルナーリア

3歳牡馬の中で最も能力が高い馬であることは間違いない。前走の天皇賞秋、日本ダービーでは着外に沈んでいるが、いずれも東京という共通点がある。東京競馬場は観客席が近い、また地下馬道を観客が見れるようになっており、それを嫌がる馬もいるのだが、サートゥルナーリアもそれに該当している可能性がある。今回は皐月賞を勝っている舞台だし、しっかり能力を発揮することができるでしょう。神戸新聞杯では菊花賞馬ワールドプレミア、ヴェロックスを子供扱いするかのような強さを見せてくれた。斤量もマイナス2kg、多少馬場が渋ってもいける血統。ここは展開によっては1着まで期待できる。

評価A+

シュヴァルグラン

まさかの大外枠を引いてしまう不運もあったが、そもそもこのメンバーで勝ち負けができるかと言ったら厳しいだろう。有馬記念2年連続という素晴らしい実績は持っているが、年齢的にも衰えは否めない。

評価D

スカーレットカラー

1枠1番の好枠をゲット、イン差しの岩田が炸裂するのか。重賞でも着実に実績をあげており、今が充実期と言ってもいいだろう。しかし、2000m超えるレースでの実績がない点、脚質はマイナス要素。あがり勝負では他馬が強力なためチャンスがあるとは思えない。

評価C

スティッフェリオ

ここは穴馬として面白い存在。馬場が渋ったら尚向くかもしれない。中山はオールカマーを勝利した舞台。今回は先行馬がかなり多いのでどれだけ前にいけるかはわからないが、枠の有利はかなり大きい。3連系の3列目には入れてみたい一頭。

評価B

スワーヴリチャード

ジャパンカップを勝利したマーフィーとのコンビで参戦。枠も絶好の1枠2番。ただし、中山は3戦して全て着外。相性の悪いコースと言える。ジャパンカップがメイチだったことは明白で、ここまでお釣りが残っているのかも大きなポイント。重馬場は苦にしない馬なので、馬場が荒れれば印を一つ上げても良さそう。

評価B

フィエールマン

凱旋門賞12着からの参戦。凱旋門賞はスタートは出たもののレース中に走る気失くしてしまった様子。ノーザンファーム天栄で調整してからの帰厩なので、凱旋門賞による影響はそこまで大きなマイナスとして考えなくて良さそう。菊花賞、天皇賞春を勝っているだけにレース適性は抜群。あとは展開によって位置取り、最後の差しが届くかが最大のポイント。昨年ブラストワンピースで勝利するなどグランプリでは無類の強さを誇る池添騎手もプラス要素。これだけ先行馬が揃うと展開の不安はあるが、重い印は打っておきたい一頭。

評価A

リスグラシュー

これで引退するのがもったいないくらい充実しているリスグラシュー。レーン騎手との相性は抜群。近2走は特に強かった。先行して新しい競馬を見せてくれた宝塚記念、さらに前走は世界が驚愕するレース内容だった。地元の人気馬が斤量49kg、対するリスグラシューは57kgという圧倒的不利な状況で見事完勝。あの勝ち方を見せられたら有馬記念でも相当な強さを見せてくれるはずだ。アーモンドアイに続きかなり人気にはなりそうだが、馬券からは絶対に外せない一頭。

評価A+

レイデオロ

2019年は人気はしているが全く結果が残せていない。引退レースとなる有馬記念で復活を期待するファンも多いと思うが、近走の内容があまりにも良くない。中山G1の絶好枠を活かせるか。

評価D

ワールドプレミア

菊花賞1着からの参戦。菊花賞組は唯一距離短縮で出走でき、3歳のマイナス2kgという斤量もプラス要素。レイデオロ同様に4枠というゴールデン枠もプラス要素としておこう。ただし、これだけ先行馬がいると道中のいち取りが命取り。アーモンドアイを意識することにはなりそうだが、どこまで最後詰めれるか。馬券には入れておきたい一頭だ。

評価A

ヴェロックス

こちらも菊花賞3着からの参戦。重賞でも非常に安定した成績は残しているが、勝利が1つもないのも事実。ある程度前に付けれてあがりも使える能力はあるが、外枠になってしまったのもマイナス要素。秋G1で絶大な安定感を誇る川田騎手に期待したい。

評価C

評価まとめ

Sアーモンドアイ
A+サートゥルナーリア
リスグラシュー
Aフィエールマン
ワールドプレミア
Bキセキ
スティッフェリオ
スワーヴリチャード
Cクロコスミア
スカーレットカラー
ヴェロックス
Dアエロリット
アルアイン
エタリオウ
シュヴァルグラン
レイデオロ

想定人気通りの評価になってしまいましたね。でも、それだけ上位人気の能力は高く、世間からの評価も高いということですね。馬場が渋ったら荒れる可能性もありますが、大荒れという展開はさすがに無さそう。上位人気馬がこそって飛ぶ可能性はほぼ無いでしょう。

有馬記念の予想

◎アーモンドアイ
○サートゥルナーリア
▲リスグラシュー、フィエールマン、ワールドプレミア
△キセキ、スティッフェリオ、スワーヴリチャード

馬券の買い目はオッズが出てからですね。スワーブリチャードは馬券に入れるか検討中です。つまらない馬券にはなってしまいそうですが、買い目を限りなく少なくして金額を張るパターンでいきたいと思います。