ホープフルステークス2019の予想と全頭評価！コントレイルの評価は？

ホープフルステークスの予想と出走馬全頭の評価を紹介します。

中央競馬ラストG1。有馬記念で悔しい結果になった人も嬉しい結果になった人も、ここをとって良い新年を迎えましょう！！

ホープフルステークスの全頭評価

ブラックホール

ゴールドシップ産駒初のG1制覇がかかるブラックホール。ここまで1800mを3戦、 札幌2歳ステークス勝利からの参戦。多少紐人気になりそうな一頭だが、ここはあまり厚く買えない印象。決め手に欠ける。

コントレイル

前走東京スポーツ杯2歳ステークスでは、1人気に応える素晴らしい走りで他馬を圧倒しての勝利。今後のクラシック戦線での活躍も大いに期待される。ホープフルステークスももちろん上位候補だが、マイナス要素が多いもの事実。ムーア騎手から福永騎手への乗り替わり、前走レコードによる反動の懸念、東京向きの走法などが挙げられる。もしかしたら今回前向きすぎるがゆえにかかってしまう恐れもある。馬券からは外せないが、1人気想定ということもあり単勝や軸にはしづらい。期待値と馬券妙味にギャップがある。

ブルーミングスカイ

未勝利戦から紫菊賞、黄菊賞4着からの参戦。このローテーションがどうも微妙。しかも前走4着。このメンバー相手に勝つには物足りない印象。

ガロアクリーク

新馬戦勝利からの参戦。東京芝2000mを33.5のあがりで快勝。前走新馬戦のメンバーの中では最も期待が持てる一頭。血統的には短距離が良さそうだが、2017年ジャンダルムが2着になった例もあるし、状態が良ければ十分一発あってもおかしくない。穴馬として入れてもおもしろい。

ヴェルトライゼンデ

最も軸に向いているのがヴェルトライゼンデ。プラス要素しかないため、ここは単勝勝負してもいいくらい。ホープフルステークスの外国人騎手成績は抜群。前走萩ステークスでは稍重ながら3番手に先行してあがり最速。タフな馬場になっても問題はない。血統も中山向き。兄はワールドプレミア、ワールドエース。去年のサートゥルナーリアも萩ステークス勝利からの参戦。中山G1のゴールデン枠4枠に入ったこともあり、ここは大きく勝負したい。

ナリノモンターニュ

未勝利戦からの参戦。逃げ、先行タイプなので展開次第ではワンチャンスあるか。スローからのあがり勝負になりやすいホープフルステークスではちょっと不利か。

ワーケア

アイビーステークス勝利からの参戦。東京とはいえ重馬場ながらも33.3のあがりで圧勝した。コントレイル同様に上位候補の一頭だ。ワーケアのプラス要素はなんと言っても騎手。ルメールのホープフルステークスの成績は（4.2.1.2）と圧巻。馬券からは絶対に外せない。

クリノブレーヴ

未勝利戦を2回挟んでの参戦だが、レース間隔が詰まりすぎている印象。また、能力もここでは足りなそうだ。

パンサラッサ

エリカ賞6着からの参戦。先行タイプはできるが、こちらもスローからのあがり勝負では全く歯が立たなそうだ。

ディアセオリー

札幌2歳ステークス8着、葉牡丹賞6着と凡走続き。余程の上澄みがないと馬券圏内は厳しいだろう。

オーソリティ

前走芙蓉ステークスでは、ホープフルステークスと同じ舞台であがり33.8の圧勝。少頭数だったとはいえ、中山経験があってこの勝ち方ができているのはとても良い評価ができる。血統もホープフルステークスの過去傾向には合っていて、母父にロベルト系のシンボリクリスエス。ロベルト系を持っているのはメンバー中オーソリティのみ。絶対に馬券からは外せない一頭だ。

ラグビーボーイ

未勝利戦からの参戦。ラグビーボーイも決めてが足りない印象で、秋G1で8枠の馬が馬券圏内ゼロというジンクスもここではマイナス要素だ。

ラインベック

父ディープインパクト、母アパパネというクラシック3冠同士のまさにサラブレッドであるが、前走東京スポーツ杯2歳ステークスでコントレイルとあまりにも力の差が大きいことが浮き彫りになってしまった。中山に変わったからと言ってその差が埋まるとは考えづらい。また、兄弟にジナンボーがいるように、開花するのはまだまだ先になるのかもしれない。ここではちょっと買いづらい。

評価まとめ

やはり上位4頭の力が抜けている様子。少し評価を落としたが、コントレイルがここでどんなパフォーマンスを見せてくれるのかは楽しみである。もしもA評価以上の4頭に迫れるとしたら新馬戦から参戦のガロアクリークくらいか。オッズ次第ではあるが、上位の4頭のBOX3連複、ワイド1点でガツンと勝負、もしくは1頭軸の3連単、これくらいしかドカンと大きく勝つことはできなそうだ。