【日経新春杯2020】予想と全頭の評価・コメント！レッドジェニアルの評価は？

日経新春杯の予想と全頭の評価・コメントを紹介します。

力の抜けた馬がおらずかなり混戦が予想される今年の日経新春杯。想定1番人気のレッドジェニアルすれ鉄板と呼べるレベルでは無さそう。上位人気の実績も少し足りない印象。大きな波乱があっても全くおかしくないメンバーとなった。

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どんなに実績のある強い馬も叩きとして走るレースと本気で獲りに来たレースでは結果は大きく変わってきます。叩きのレースではどんなに人気を背負っても平気で凡走してしまいます。

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日経新春杯の全頭評価

メロディーレーン

超小型馬として話題のメロディーレーン。菊花賞ではあがり最速で5着の好走を見せてくれた。1枠1番を引いたこともあり、ここでもそれなりの人気を背負うことが予想されるがどうしても実績が弱い。これまで勝利したのは9回目の挑戦にしてようやく勝った未勝利戦と条件戦（3歳以上1勝クラス）のみ。前走の江坂特別（2勝クラス）では4着に負けている。菊花賞こそそれなりに良い走りを見せてくれたが、菊花賞は例年通りのスローペースからのあがり勝負。先行脚質に分がある日経新春杯では最後方一気のマクリはちょっと期待できない。道中をラチ沿いで脚を溜め、最後の直線で外から捲る以外馬券内のイメージはつかないが果たしてそんな都合良くいくだろうか。超ハイペースになりそうなメンバーでもないので今回はそこまで良い評価はできない。

レッドジェニアル

京都新聞杯を勝利した後、神戸新聞杯を4着。菊花賞6着以来となる休養明けの出走。レース感覚は特に問題ないだろう。想定は1番人気。1番人気は過去10年で9回複勝圏内、3年連続勝利している。データ的には非常に心強い。また、武豊騎手への乗り替わりも大きなプラス要素。古馬との対戦は初となるが、ここまで戦ってきた相手はG1を勝利してきたサートゥルナーリア、ワールドプレミアムクラブといった面々。今回のメンバーなら能力は上位だろう。馬券からは絶対に消すことができない一頭だ。

マスターコード

6歳にして重賞は初出走。3枠3番という絶好の枠を引いた。おそらくレッドジェニアルをすぐ前に見れる位置でレースを進めていくのではないだろうか。過去にモズベッロ、プリンスオブペスカ、タイセイトレイルらと出走した経験がありいずれも負けているが、枠の利を活かせば一発あってもおかしくはない。

レッドレオン

5歳ながらキャリア8戦目。重賞初挑戦。前々走の烏丸ステークスではタイセイトレイル、レノヴァールなど条件戦で実績のある馬たちよりも良い評価を得て2番人気となっている。キャリアを通しても8戦4勝と好成績。勢いのあるディープインパクト産駒は買いという格言通り、ここは押さえたほうが良さそうだ。

チェスナットコート

かつては天皇賞春にも出走し、重賞にも何度も挑戦してきたがここ数年は全く振るわず。2019年は一度も馬券に絡むことはなかった。ここも復活はあまり望めないか。

モズベッロ

前走グレイトフルSでは、完全に前有利の展開の中後方からあがり最速で4着。内容としては強い競馬をしてのではないだろうか。ここもある程度後ろからの競馬になりそうだが、十分チャンスはある。

タイセイトレイル

前走ジャパンカップはまともに競馬をしていないし、いくらG1といえども度外視して良さそうだ。ジャパンカップを除けば10走連続馬券内。初重賞となったアルゼンチン共和国杯でもしっかりと実績を残している。本来は先行できる馬なので、ここは合うはず。初コンビとなるが川田騎手というのも心強い。

エーティーラッセン

おそらく逃げそうなのはこの馬。展開の鍵を握る。能力的には足りない印象。京都2400mでの実績も良くない。

ロードヴァンドール

2018年の日経新春杯で2着の実績がある。当時は逃げでの2着だったが、近年は番手に付ける競馬ばかり。今回も逃げることは無さそう。ある程度重賞でも実績のある馬だが、前々走のアンドロメダSは買い時だったが結局4着。年齢的にもここで一変はちょっと期待できないか。

サイモンラムセス

キャリア64戦を誇る10歳馬。昨年は逃げを打って小倉大賞典で大穴を開けたが、今回もその再現ができるかというと難しいのではないだろうか。10ヶ月休養明けということもあり、枠的にも前に行ききれない可能性が高い。

サトノガーネット

前走の中日新聞杯では8人気から見事な激走で勝利。しかし、この結果を見て買うのはちょっと危ないかもしれない。中日新聞杯は完全に後方からのあがり勝負。素晴らしい走りだったのは間違いないが、枠や展開、斤量の利があったのは言うまでもない。また、今回は秋冬4走目。前走でさらに上積みがあるかと言ったらかなり怪しい。中日新聞杯より前のレースをしっかりと見ることが大事だろう。

スズカディープ

8ヵ月半の休養明け。重賞は3戦3敗。ここで買う要素はほとんど無いか。

アフリカンゴールド

昨年の日経新春杯では4人気に推されるも15着の大敗。その後は安定感のある成績を残している。アルゼンチン共和国杯では3着に来ているがルメールからの乗り替わりは大きくマイナス。また、条件戦は戦ってきた相手なりが微妙なので、想定人気程の信頼は無い。外枠になったこともマイナス要素だ。

プリンスオブペスカ

6歳ながら重賞初挑戦。条件戦では安定感のある走りを見せている。万葉ステークス3000mから今回2400mへの距離短縮はプラスだろう。大外枠はマイナス要素。京都芝2400mは2戦2勝だが、いずれも内枠だった。

評価まとめ

日経新春杯の予想

◎レッドジェニアル
○タイセイトレイル
▲レッドレオン
△マスターコード、モズベッロ、サトノガーネット、アフリカンゴールド

レッドジュエルを軸にワイド、そしてタイセイトレイル、レッドレオンを絡めた3連系で勝負したい。3列目には△を流す形で。